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飯舘村の方たちに会いに行きました!
2014-08-04

77日(月)に、「飯舘村視察研修会」を実施しました。

 これは、さつきマラソンのチャリティー募金を佐藤市長が飯舘村と南相馬市に義捐金として届けるにあたり、「せっかく飯舘村に行くのだから、総合体育館で活動したボランティアの方たちも一緒に行ってはどうか」との市長のアイデアにより実現したものです。

 

鹿沼市総合体育館では、平成23319日から430日にかけて、東日本大震災による避難者を受け入れました。飯舘村の方たちを中心とした避難者の数は最大約500人にのぼりました。この期間中、社協はボランティアや物資の受け入れを行い、活動に参加したボランティアの数は延べ3,000人以上にもなりました。

現在飯舘村役場は福島市飯野支所にその機能を移しています。

村民も村内に留まる方もわずかにいるものの、大半は福島県内を中心に全国各地で避難生活を続けています。国外に避難された方もいるそうです。

 

今回の研修には職員やボランティアなど約20名が参加。飯野の村役場で菅野村長と村社協から現在の飯舘村についての説明を受けた後、近くにある松川第一仮設住宅で村民との交流会を行いました。

飯舘村は今も避難区域であり、立ち入りには行政の許可が必要です。除染作業もなかなか進まず、緑豊かだった村の風景も、除染された土を詰めた袋などが積み上がりきれいでもなくなった、と村の方が苦笑していました。震災から三年以上たった今も仮設住宅に1,000人以上の村民が生活しているということがまず驚きです。

将来の見通しが立たない生活の中、飯舘村は「戻りたい人」「戻りたくとも戻れない人」「戻らない人」すべてに寄り添う「いいたてまでいな復興計画」を策定し、菅野村長を中心に一日も早い復興に取り組んでいます。

具体的な内容は未定ですが、鹿沼社協としてもこれからも飯舘村を応援していきたいです。(菊池)


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