11月13日(日)、「災害ボランティア実践講座(入門編)」第2回を行いました。
内容は、「ロープワーク」と「石灰のまきかた」。
災害時には家財の運び出しや資材の運搬に軽トラが大活躍しますが、その際に荷物を縛るロープの使い方が実はわからない人が多いです。また、水害時には市役所から消毒用に石灰が配布されますが、石灰を配られてもどうやっやってまいたらよいか、やはりよくわからない。そんな方たちのために講座を企画しました。
前半の「ロープワーク」は、ボーイスカウトの吉澤さんとチームかぬまのメンバーを講師に、軽トラに荷物をくくりつける時に使う「南京しばり」と「もやい結び」の練習を行いました。後半は当会職員より石灰のまきかたについて、実践だけでなく石灰の種類からまく際の身支度など細かい内容についての説明がありました。
特に前半のロープワークは、覚えたつもりでも間が空くともう忘れてしまい、参加者一同「あれ!?」と苦笑いしながらの再挑戦。
深津自治会では、30年以上前から続くスポーツ大会に合わせ、昨年から防災訓練も行うようになったそうです。
今後もさらにレベルアップを目指し頑張ってください。
平成27年9月9日~10日にかけて、関東・東北豪雨水害が発生した際には、鹿沼市社協ではこの未曾有の災害に対応するため、初めて災害ボランティアセンターを立ち上げ、全国各地より6,476名ものボランティアの方々の協力をいただきながら、延べ428件の被災世帯への支援を行いました。
その中で、宇都宮大学の教職員及び学生の方々には、通常の泥出しやゴミ片付け等だけでなく、被災世帯への心のケアを目的とした訪問活動も行っていただいたことで、二重三重の災害復旧・復興支援ができたと考えております。
今回、宇大と鹿沼市社協との間で、築くことが出来た協力関係をより醸成させ、包括的な連携関係に発展させるために、包括連携協定書を締結しました。
この協定締結を、活力ある個性豊かな人材の育成、及び地域福祉活動の推進につなげて行きたいと思います。
10月22日(土)、宇都宮大学の長谷川先生、学生5人と市内の大雨災害の跡地を見て回りました。これは、来年2月に宇大が中心となって開催する災害に関する研修会の事前学習として行われたものです。
前半は社協職員から災害ボランティアセンターや災害ボランティアについての講話を聞き、後半は府所本町付近や西鹿沼町に出向き、災害の跡地を見たり、住民の方からお話を伺ったりしました。
今となっては氾濫したことが信じられないくらい水量が激減した西武子川や小薮川、浸水したため人が住まなくなった家、家が取り壊され空き地になった場所・・・。
高校生が段ボールトイレづくり(10月5日)
上三川高校主催の「平成27年関東・東北豪雨 特別授業in栃木」の一コマとして、高校生約30名が鹿沼社協にお越しになりました。
午前中に県防災館で災害を疑似体験された皆さんは、午後は鹿沼社協で大雨災害についての講話を聞いてから、災害時に役に立つ段ボールトイレ作りに取り組みました。
グループに分かれてにぎやかながらもスムーズに進行し、個性あふれたトイレができあがりました。
「災害時には、工夫しながらないものを作り出すことも大切」との講師の言葉を、熱心に聞いてくれた上三川高校の皆さんでした。
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事後審査型条件付き一般競争入札公告 ( 2016-10-05・ 199KB ) |